第十話 慣れの恐怖

動機:A 基準:A 評価:A
自分で机を拭くのさえ幸せだったのだ。
蓮丈は本当に紫がかわいいんだな。
一見普段通りのやり取りがなされる五月雨荘、闇絵と環が真九郎の事を想ってやっていると思うと泣けてくる。
弥生が教えてくれたのにエビ替えないのかよ。
紫が五月雨荘に、真九郎の元に連れてきてもらえて幸せだった。
弥生は失敗して人が死んだ、真九郎は失敗したけれど紫は死んでない。
機嫌がいい真九郎、銀子も皮肉のひとつもふたつも言いたくなるわ。
真九郎、いつもの真九郎。
紫がいなくなって、何をしたらいいか分からない真九郎。
五月雨荘を引っ越す真九郎。
紫の事を思い出すたび泣きたくなるのはこちらも同じだ。
九鳳院に乗り込む決意。
紫が真九郎に恋していて、真九郎が紫に恋していれば、その結論も当然。
紅香も弥生も分かってるわ頑固さは。
紅香と真九郎が向き合って、やりとりの間に風を吹かせるのがうまいなしかし。
真九郎の首にマフラーをかけてあげて、「少年にこれは似合わない、紫ちゃんにしてやってくれ」とは闇絵かっこいい。
環と闇絵のぬくもりを覚えて、なるべく早く帰ってこいよ。