田村ゆかり LOVE▼LIVE 2012 *I Love Rabbit*

2月に行われた田村ゆかりんのライブツアー『田村ゆかり LOVE▼LIVE 2012 *I Love Rabbit*』の横浜アリーナ公演が収録されたDVDが発売になり、昨日手に入れました。
今日昼に視聴して、夜また視聴して、感想なんか上げちゃおうかなと。
ちなみに私は仙台1日目、2日目、千秋楽の横浜アリーナと計3公演観に行きました。
DVDを観てはじめて気づいた事もいろいろあるしね。
メイキングの感想はのちのち別にあげます。


オープニング.
オープニングでピンクの海に埋まる横浜アリーナは感動的。私もこの海のしずくの一員です。
ちなみに仙台ではこの直前のBGMが狩野英孝氏の『Perfect Love』で、みんなでコール入れて盛り上がった直後にオープニングになだれ込んでました。


1. アイマイボーダー
ピンクとゴールドの貴族チックなゴージャス衣装に大きなリボンがかわいい。
1曲目からアイマイボーダーでゆかりんと恋人気分です。


2. Super Special Smily Shy Girl
ドラムのはた坊を横間近から映す画がかっこいい。
これまではクライマックスで使われていたSSSSGが2曲目ですでに大盛り上がり。
このDVD客席の声もバンバン拾って臨場感満点。
大サビの「たくさん言ってー」のあと客席の声が大きくなるのはさすがです。


3. ラブリィ レクチャー
サビ直前の親指、人差し指、小指を立ててクイクイクイクイってする所と、「ラブ・リィ・レク・チャー」で右手を左右左右に振る振り付けが大好き。


MC1.
ゆかりんの「こんばんはー」に客が「こんばんはー」で返すの大好き。
わざとステージサイド席から見えない位置に移動するゆかりん。見切れの人をいじってあげるのはゆかりんの優しさ。
おしゃれなスポットでは楽しめない王国民。「一緒に行こう」に「嫌だ。だが断る。」
勝手に盛り上がる一部の人をうまい事たしなめながら笑いを取るゆかりん
まさにゃんにおじいちゃんはやめましょう、おじいさんにしときましょう。
ゆかりん「無理のない程度に楽しんでください」もゆかりんの優しさ。


4. 太陽のイブ
サンバのリズムでステップしながら踊りたい一曲。
前奏で緑のフリフリの衣装に早着替え。この衣装もかわいい。
サビで右脇をキュッキュッとしながら左に90度回ったあと、指を差しながら元に戻る振り付けが大好き。
「抱きしめてほしいの」で腰をかがめながら腕をぶんぶん振る所も好き。
はた坊の頭上からのカメラがいい感じ。


5. ラブサイン
昭和の日曜朝の不思議コメディーのテーマソングちっくで楽しい曲。
サビでこっちに指さされるとドキッとします。
「あーん」はゆかりんの専売特許。
ねことともにゆかり丸でセンターへ。2番で小ステージが上昇、ぐらぐら揺れて不安定なうえに大サビでは小ステージ上げたままゆかり丸が出向、グラつきながらも帰還。お気を付け。


6. ほんのり桜色
GODがシャカシャカ振る楽器ってなんて名前か分からないけど好き。
サイドステップもいいけれど、ソファーに腰掛けハートのクッションを抱いて歌う姿がかわいい。


YUKARI MidNight Shop.
VTRコーナー。ミスター通販のコージとゆかりおねぃさんがバンドメンバー桃色男爵を8割引きでご提供。
バックの、スピーカーがずんずん振動する画に合わせてリズムを取って楽しめる。
まさにゃん、JACK、はた坊、GOD、Pたんが紹介されて、スクリーンをバックに手を振る画がいい。
くすんだネコ、I Love Rabbitって書いた紙の『Rabbit』の所に『CAT』と書いた紙を貼って上書き。
ゆかりーずブートキャンプで客席を温めた後は一転、しっとりとした曲たちに。


7. Sympathy of Love
キャンディのような青いドレスに青いリボンの衣装。
確かなものは形ではなく心、と思わせてくれる一曲。
前奏と締めピアノ、締め直前のサックスが素敵。


8. 雨音はモノクローム
青い照明の中、本当に雨が降っているように魅せる悲恋の曲。
GODの電子サックスの鳴きがしびれる。


9. if
今回のアルバム『春待ちソレイユ』の中で一番好きな曲。
もう逢えないあの人に、時を越えて「好き」と言えたらいいのに。
仙台公演の時、2番の後の間奏でステージの階段を上がっていくゆかりんに、「ああ、行かないで」と手を差し伸べてしまった。
そして大サビの後、ステージ奥に消えてしまったゆかりんに「ああ、もう会えないんだ」という気分になってしまい、寂しげに鳴くJACKのギターに涙腺が揺すぶられてしまった。
今でも聴けば聴くほど涙を禁じ得ない。
いろんな人の意見聞くに、どうも私はこの曲を他の人とは違った感情で観てるようなのだけれど、それもいいじゃない。


10. レッツゴー!ヤングスターの星☆
VTRで一曲、昭和チックな『ときめきフォーリンラブ』。
客席の合いの手もしっかり入ってます。
DVDには収められていないけれど、この曲ではステージ上の桃猫男爵もステージサイドのスタッフもピンクのサイリウム振ってくれてました。
福岡県福岡市出身の田村ゆかりさんは聖子ちゃんカットに白いレースの手袋、お母さんがカーテンで作ってくれたスカート。
司会のコージが七三でシャツをズボンにインしていたり、ワイヤレスマイクでなく有線マイク使ってたり。
横浜公演では他の会場では無かったスカウトの審査場面が追加。
次々上がるレコード会社のプラカード、涙を流さずに泣くのは聖子ちゃんのオマージュかしら。
ナウなヤングにバカ受け、透明感、そして何よりまだ17歳の昭和のニュースター誕生。
みんなに愛されるお姫様、これからの活躍が楽しみですね☆。


11. AMBER〜人魚の涙〜
ふわり膨らんだ赤いドレスで登場。
赤い照明に緑のレーザーをふんだんに使った幻想的なステージに、台詞を畳み掛ける前衛的な曲。
ときめきフォーリンラブでアイドルデビューした後、大人な雰囲気に変身したって感じでしょうか。
ステージで歌うのは6年ぶりになるのかしら。前回のは映像でしか観た事ありませんが、あまりの迫力に圧倒されました。


12. Black Cherry
この曲も前曲同様アダルトなダンサブルな曲。
こちらも6年ぶり。
ジャジーで、なんだか夜の酒場が似合いそう。


13. トラウマの耳たぶ
AMBER〜人魚の涙〜、Black Cherryにぶつけるならばこれっきゃない、といった感じで繰り出されるとどめの一曲。
この3曲の揃い踏みで今回のライブの重厚感がドスンと決まりました。


バンドパフォーマンス.
ゆかりんのライブでの楽しみのひとつがバンドパフォーマンス。
次々にメインを移していくフュージョンはそれぞれのメンバーの魅力を存分に観せてくれるし、もちろん非メイン時のバック演奏もすばらしい。
いくつカメラ使ってんだっていうぐらいの映像もまた映える。
やっぱり桃色男爵はすごいね。


14. 好き…でもリベンジ
ここまでとは打って変わってウサしっぽ付きのサンタさんみたいな赤いミニスカートにウサ耳を着けたキュートなゆかりんが登場。
もっとちゃんと好きって言ってよ、私もこんなに好きなんだから、って感じのかわいい曲。
シャバダバダバダの掛け合いがとっても楽しい。


15. ねぇ恋しちゃったかな
南国チックで楽しい曲。
ゆかりんにひと目逢って恋しちゃってもう1秒前に戻れません。
サビのサイドステップと「感情は上々のカーブを描く」で上々のカーブを描く振りがとってもかわいい。


16. 星屑スパイラル
横浜アリーナから見上げればそこに星空が見える。
ゆかりんに巡り合えた奇跡は夢じゃない。
ほんのりあったかい気持ちにさせてくれる曲。


ショートムービー ゆかりんVSシカ
奈良でお昼ご飯の後、急遽伝えられるドッキリ企画。
イラストがいい加減すぎる。
車に拉致され行きつく先は奈良公園
カラオケのバックのような映像をちょろっと撮ったあとは鹿せんべい
お姫様だから1万円札しか持っていないゆかりん
鹿せんべいを買ったが最後大変な事に。
スカートめくりする鹿は許せんもっとやれ。
無くなったなら10個買えばいいじゃない。
よし、生まれ変わったら鹿になろう。


17. Heavenly Stars
白地に黒のレース、金のラインがあしらわれたドレスで登場。
2010年秋のツアーでは1曲目だったナンバー。
なんだか神聖な気分になりますね。
この曲はサビの5節目の、半身になって手をスカートの横で払う振りと、間奏のボックスステップが大好き。
間奏の笑顔もかわいい。


MC2.
ここまで歌い続け、なんだか久方振りのMC。
通販コーナーやヤングスターの星☆で司会の、ゆかりんの従兄のコージをご紹介。
コージはうさみみパーカー着てくれてありがとう。
関係者みんなピンクのサイリウム持ってくれててうれしい。
ヤングスターの星☆のシリーズ化は私もお願いしたい。
水を飲んでくつろぐゆかりんかわいい。
今日は世界各国からゆかり王国に来たかたがたがいろいろ。
ゆかりのためならどこへでも。
グローバルらしく英語で曲紹介、できません。
ゆかりんに「訳せなーい」と言われて、Pたんが笑顔のまま曲に入るのがかわいい。


18. 滑空の果てのイノセント
タイトル通り空に向かってテイクオフしそうな力強いナンバー。
色とりどりのレーザー光線が虹のよう。
火炎も似合うかも。


19. この指とまれ
サビの裏拍子のヘイヘイと間奏の変拍子が難しい跳び&タオル曲。
ついてこないでと言いながらダンサーを従えるのがおもしろい。
ステージの端から端まで使って元気にジャンプ。
最後の一瞬でお着替え。


20.MERRY MERRY MERRY MENU…ね!
純白フリフリのドレスがかわいい。
この曲で銀テープ発射。
リングを使ったダンス、ねこのしっぽをひっぱったりおしくらまんじゅうされたり、いたずら大好きお姫様に似つかわしい曲。


21. LOVE ME NOW!
まだまだ続く跳び曲。
左右の足を交互に外に曲げるダンスがかわいい。
間奏で荒ぶるPたんのキーボードがかっこいい。


22. fancy baby doll
言わずと知れたfbd。
桃色男爵をひきつれてゆかり丸で出港。
Pたんもショルダーキーボードで同行。
間奏でのうさぎ投げ、大会場ではおなじみのバズーカも登場。
この曲、間奏のキーボードが大好きなのだけれど、Pたん片手で細かく刻んだりジャンプしながら弾いたり、両手で弾く時は膝をついて座り込んで弾いたりものすごくかっこいい。
ゴーゴーダンスに「イェイ、イェイ、イェイイェイ」、間奏大好きです。
「世界一かわいいよ」は1番は耳に手を当て、2番は「もっともっとー」、大サビは演奏が止まり「ありがとー」。
この曲やっぱりすごいよね。


MC3.
最後の曲の紹介、もう終わってしまうのが寂しい。


23. 真新しいカレンダー
最後の曲。
歌詞のとおり雪が降る演出が白いドレスに似つかわしくてとても綺麗。
これまでの積み重ねがあって、そして新しいスタートを切ろうという曲。
これを2012年の頭に歌うのはいろんな事を考えさせますね。
この曲、後ろの席では頭から終わりまでずっとワイパーでした。
私もやっていたけれど、その光景はとても幻想的でしたよ。


24. Endless Story
アンコール曲。
ピンクのTシャツにオレンジと緑のふわふわスカートで登場。
レーザーを背負ってパワフルにかっこよく歌い上げられる曲。
もしかしたらDreamy Maple Crownで着たような和服で歌ってもかっこいいかも。
間奏のPたんもかっこいい。


MC4.
アンコールで出てきてうるっと来ちゃうゆかりん
ゆかりん17歳の誕生日おめでとう。
大人になると失いたくない物もあるよね。
今年もゆかりんと会えてうれしいのは私も一緒です。
桃色男爵に抱負を言ってもらって、ゆかりんの抱負はありません。
ひとつひとつ進んでいけばいいんです。


25. YOU&ME
こんどはダンサーを携えゆかり丸に乗ってセンターへ。
当然のように揃う10000人強のラップ。
2年前の横浜アリーナでは覚えて行かなかった事を今になって後悔しています。
もちろん今は完璧ですよ。
しかし25曲目でこれだけ元気な曲を歌えるゆかりんの体力はさすが。


26. チアガール in my heart
本当に最後の曲。
桃色男爵も前に出てきてくれて、Pたんも一歩前に出て後ろ手でキーボード弾くのがすごい技術。
2番の後の間奏でメンバー紹介。
ゆかり王国オーディエンスのみんな」って言ってくれるのがいつも本当にうれしい。
私に、そしてあなたにフレーフレー。
夢を夢だけで終わらせなかったのがゆかりんなんだよね。
その努力の結果が1万人を集めてのこのライブ。
そしてこれからも。
私にできる事は何もないけれど、ずっと応援していくよ。


エピローグ.
みんなで手をつないであいさつ、そしてゆかり丸も使って会場のひとりひとりとお手振り。
このお手振りの時間が大好き。
自分のほうに手を振られているときは手を振り返して、それ以外の時は拍手。
観客がとても幸せそうで、もちろん私も幸せでした。
心から「ゆかりんありがとう」と思えるし言える時間です。
スタッフロールが流れて、Special Thanksに「Mellow Pretty All Members & ふぁんのみなさん▽」と書いてくれるのがとってもうれしい。


ゆかりんのライブに行くといつも「今までで一番良かった」と思うし、今回もそうでした。
もちろんそれまでのライブも最高だったし、毎回それをさらに上回っていく、私はいつもそう感じています。
とても幸せな事だと思っています。
ゆかりんに会えてよかった。
また会える機会がありますように。