Partie 05: "Perdus" 第05話:「迷子」

優先度:A 期待度:A 基準:A 評価:A
異国迷路のクロワーゼ The Animation
クロードの近くでじーっとしていても、遠くでじーっとしていても困る。湯音ちゃんに自由は困る。仕事があるほうがいきいきする湯音ちゃん。みんなでひとつの事をしたいから。最初から笑顔で馴れ馴れしくするのはこの町では御法度。たとえ相手が少年でも。クロードはお客様より湯音ちゃんのほうが大事。パリは日本と逆。時代に取り残されて行くものがある、守りたいものもある。オスカーさんは自由に旅に出る。パリの自由がよく分からない湯音ちゃん。その少年はやはり盗人。盗人少年を追ったはいいとして、ここはどこ?不安な湯音ちゃん、周りの人を信用していいのかいけないのか。湯音ちゃんを見つけるのはクロード。燭台を盗まれたって、湯音ちゃん以上に大事な物なんてない。パリの人すべてが怖いわけじゃない。クロードの言いつけを守ってアランの手を振り払った湯音ちゃん。もう友達だから大丈夫。湯音ちゃんを自由にしなかったのは湯音ちゃん、クロードも必ずしも自由でないけれど。アンセーニュ・ド・ロアの看板と、そしてクロードの背中を覚えておけば大丈夫。オスカーさんおかえり、旅に出るのも自由、旅に出ないのも自由。古いランプだって芯を替えれば大丈夫。地味で味気ないアンセーニュ・ド・ロアに湯音ちゃんが来て、暖かいランプが灯った。アンセーニュ・ド・ロアを作ったのはオスカーさん、クロードはオスカーさんが幸せならばそれでいい。湯音ちゃんはちっちゃかったです、今もちっちゃいけれど。