第7話 狼と戯れの日々

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狼と香辛料II
ホロはロレンスにもたれて居眠りしていればそれでいいよ、一生な。
ホロがアマーティに狩られそうになって、はいはい慌てました慌てました。
棒読みなのは当たり前だ、恥ずかしいから。
ロレンスはいつも行動の基準にホロを置く。
だからホロに振り回されているように感じられるだけ。
こいつぅ。
安物の狼の毛皮とは失礼な。
せっかく服を脱いでベッドで待っていたのに、居眠りするとはけしからん。
朝、起こさずに寝顔を眺める。
困った子供は叱れば言う事を聞くが、恋人ならそうはいかない。
一生魔法にかかってろ、たわけ。
落ち込んでいたら手でも握っていればいいよ。
一生飯でも食ってろ。
楽しむのもいい、だがほどほどにしてくりゃれ。