第9話 仮面のアクトレス L' actrice masquee

優先度:A 期待度:A 基準:A 評価:A
マリア様がみてる4thシーズン
始業式が始まった、始まりの始まり。
クリスマスの事なんて無かったような顔をして。
もう3学期、もうすぐ生徒会役員選挙、もうすぐお姉さまの卒業。
選挙に出るのは志摩子さん、祐巳由乃、そして瞳子
瞳子の事が気になって、祐巳は話もよく聞けない。
瞳子が薔薇の館という名の池に投げ込んだ石の波紋は大きくて。
立候補が正当だろうが公平だろうが関係ない、今の山百合会を続けたい由乃と、そう言える由乃の事を好きよと言える志摩子さん。
立候補した真意を聞こうとする乃梨子と、言わない瞳子
瞳子の事が好きだよ、友達だって言ってくれてうれしかったよ、と言って目を潤ませる乃梨子
今日は白薔薇姉妹の告白日和。
いかに毎日白薔薇姉妹が好きだ好きだ光線を出し合っているんだろなと思わせる。
祐巳は演技ができないの、だけど相手は大女優。
蔦子さんは他人の答えは出さないけれどいいヒントをくれる。
お礼は撮ってのお帰り。
瞳子の事が気になってしかたない祐巳と、立候補しても普通の様子の瞳子
立候補はしても応援してもらうどころか上履きを汚される始末。
気が気でないのは瞳子より乃梨子かもしれない。
立候補演説会当日、令さまなんか待っていないふりをして、現れた令さまにツンデレ由乃
志摩子さんをのべつ幕なし励ましまくる乃梨子
祥子さまに抱きしめてもらえるようおねだりする祐巳
私だったらどうできるだろう、私だったらどうしてもらうだろう。
3バカップルと戦わなければならない瞳子、勝負はあったようなものだけれど、瞳子が立候補したのは何のため?
乃梨子は見た。