第八話 自愛と臆病と

動機:A 基準:A 評価:A
ああ蓮丈が紫の事を愛しているのは重々承知です。
今日の私の朝食はパンでした。
紫とおそろいだね。
紫は七五三。
さしもの紫でもこういう時はお化粧しないとね。
お化粧される紫かわいい。
お化粧して着替えて髪を整えた紫に、思わず歓声を上げてしまったよ。
写真を撮られる紫かわいい。
狛犬を怖がる紫かわいい。
凶とは、今はちょっと良くないけど、これから先いい事がいっぱいあるって事。
お守りを選ばせるために紫を抱っこする真九郎。
抱っこされる紫かわいい。
交通安全祈願。
真九郎がいない時はお守りを持っていれば安心。
シークワーサージュースで乾杯。
環と闇絵は新宿へ、紫もお酒が飲めれば付き合うのにな。
これは真九郎と紫にデートさせようという環と闇絵の作戦という事にしておこう。
紫は急いで大人にならなくていいよ。
今のままの紫がいい、は至言。
まったくだ。
真九郎とずっとここにいたいとか真九郎に見合う大人の女になりたいとか、真九郎は紫といる今が幸せだとか、これプロポーズじゃないの?
しかしその蜜月の日々も永くは続かない。
九鳳院に知られて、ここまで?
強い強い抱擁が痛ましい。
最後の提供バックに今日一番の紫を持ってくるスタッフに迷いなし。