パ・リーグ 埼玉西武×東北楽天 2回戦 西武ドーム

今年のプロ野球観戦7試合目は4月5日(土)のパ・リーグ公式戦、埼玉西武ライオンズ東北楽天ゴールデンイーグルス西武ドーム)。
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やはり西武ドームは他の球場と比べても開放感があってグラウンドを見やすくて音もわりとよく響いて落ち着いて観られます。
今年から人工芝を新調して、西武ライオンズ球場時代と似た色になりました。
ファウルグラウンド側にブルペンがせりだしてファウルグラウンドが狭くなりました。
おそらく来年からはフィールドシートができるのであろう部分が広々と空いていて、これが見られるのは今年だけでしょうから目に焼き付けないと。
スコアボードも新調され、従来のオレンジ色の文字の縦書き表示から、東京ドームのような白色の横書き表示になりました。
それに伴い文字が小さくなり、遠くからは見づらくなりました。
東京ドームのスコアボードが変わった時も文字が小さくなったのが疑問だったのですが、どうやらそう思う人よりもこちらがいいという人のほうが多いのでしょうから、何とも言えませんが。
それと、なぜか打率・本塁打表示がなくなりました。
これについてはあまり意味が分からないのですが、選手が悪い数字を見せられて気を落とす事のないように、なんて事はないんでしょ。
これに関しては早急に表示するように戻していただきたい。


試合のほうは楽天マー君こと田中将大投手と西武・石井一久投手の投手戦。
西武の二塁手・片岡のまずい守備から楽天が先制したものの、西武もその片岡の二塁打から同点。
赤田の三塁打で逆転すると、その後もぽつぽつ得点。
石井一が8回2失点の好投、9回は救援陣がちょっとバタバタしたものの0点に抑え勝利。
私が埼玉西武ライオンズで一番好きな星野智樹投手は見事なワンポイントリリーフを見せてくれました。


今日の審判陣は球審:秋村、一塁:栄村、二塁:山本、三塁:山路。
6回、打者細川が振ったバットが捕手嶋のミットに当たる打撃妨害の際、秋村さんがちゃんとウグイス嬢に説明をするよう求めていました。
一般的に打撃妨害の説明のアナウンスは入らない事が多いです。
私がこれまで唯一打撃妨害のシーンに出会った2001年5月30日の西武ライオンズオリックスブルーウェーブ仙台宮城球場)でもアナウンスがなく、周りのほとんどの人は何が起こったのか理解できなかったようでした。
今回の秋村さんとウグイス嬢の対応はすばらしくありました。
西武の代走・松坂が一塁塁上で栄村さんに一礼、栄村さんも会釈を返すシーンがテレビカメラにばっちりとらえられていました。
また、西武の三塁コーチ・清家コーチがボックスに付く時に三塁ベンチに一礼、ベンチの東北楽天の選手も礼を返していました。
やはり野球は礼に始まり礼に終わる、気持ちいシーンでした。


埼玉西武ライオンズのファンクラブの一員として、西武ドームに来るのが今日が今年初めてとはちょっと遅れちゃったかな、と思ったのですが、まだ開幕してから3週間もたっていないんですよね。
今年はちょっと野球を見すぎな気がするのですが、まあいいじゃない。
今日隣の席に座った人は、去年68試合観たって言ってたし。
負けていられないわ。