轟轟戦隊ボウケンジャーショー第6弾 未来への冒険! 素顔の戦士ラストミッション!!

轟轟戦隊ボウケンジャーショーに行ってきました。
東京ドームシティでご本人さん出演のショーが開催されているのですが、これが3月11日まで。
行こう行こうと思ってはいたのですが、最近体調を崩しがちで土日はおとなしくしていました。
でも、今日3月4日(日)は天気もよさそうだし、最高気温も高そうだし、来週は最終公演でお客さんでうじゃうじゃだろうから、行くなら今日しかないだろうと。
そんなわけで今日は朝6時起き。
普段よりよっぽど早起きして、7時前には出発。
今日の獣拳戦隊ゲキレンジャーは録画で後で楽しみます。
バスと電車を乗り継いで、東京ドームシティに着いたのは8時30分。
この時点で東京ドームシティの周りには長蛇の列。
この日は1日5回公演で、1回目の10時からの入場整理券は8時からすでに配布されていました。
2回目の列と3〜5回目の2つの列が9時に配布開始なので、かなりの長さまで伸びています。
しかたなく3〜5回目のほうの列に並んでいると、係員のアナウンス。
「1回目の整理券はまだまだ配布中でーす」
え?この列は何?
とりあえず1回目の公演の整理券配布場所に行ってみると、なんともアッサリ整理券をゲット。
周りの人が並んでいるからって、確認もせずに並んじゃいけないって事ですね。
まあ、整理券を手にしたところで指定席ではなく、大まかな入場順のブロックが決められるだけなので、また門の前で公演開始まで並んでなくてはいけないのですが。
特にすることもないし、手元には昨夜買ったマリア様がみてるの新刊「クリスクロス」があるので待つには困らないのですが。
結局待っている間にマリア様がみてるが手にされる事は一度たりともありませんでした。
待っている間に周りの人を見て、ああ、子供ってすごいな、親ってすごいな、と思うことしきり。
子供達、知らない子でもいとも簡単に仲良くなっちゃう。
今日はボウケンジャーという共通点があるからかもしれないけれど、子供同士目が合って1分後、30秒後にはもうボウケンジャーごっこが始まっている。
そして2分後には他の子も巻き込んで別の遊びをしている。
ひとりが転んじゃったから見ていたら、その子が泣き出すわけでもなくその子にひとりがのしかかって、ひとりが転んだ子のそばに寝転がって、その体制でまた遊び出して。
今まで私は「ふたりはプリキュア」の感想で、プリキュアのヒロイン達が簡単に「私達、友達だよね」って事になっちゃって友達、親友になるまでのドラマが希薄だって書いてきたけれど、この考えが改められそうです。
視聴者である子供達にとっては、会ったらもう友達なんだ、っていうのが当たり前だったんですね。
私が知らないだけで、ふたりはプリキュアの製作者さんはちゃんとそこのところを理解していたと。
大変失礼致しました。
で、親もすごいって事。
まあ、入場30分も1時間も前から待っているのだから、子供達にその間おとなしくしていろっていうほうが難しいわけで。
「この近くでだったら遊んでもいいよ、でも遠くに行ったらだめだよ」なんて言って遊ばせて。
それで親同士で世間話なんかしているんだけど、親って5秒ごと、3秒ごとに自分の子供がどこにいるのかチラッと確認するのね。
談笑していて、子供のほうを見ていないって感じでも、ちょっと子供が親の目の届かないところに行こうとするとすかさず「そっち行っちゃだめでしょ」って、ちゃんと見てるのね。
ああ、親ってものはこういうもんなんだな、って知る事ができました。
そんなこんなで入場時間。
入場整理券の番号も後のほうだったし、後ろのほうの席になっちゃうのかな、遠くてよく見えないなんて事になるのかな、って思っていたら。
観客席、たった20段ぐらいしかない。
席が後ろのほうでも、ステージはすぐ目の前。
不安は全く払拭されました。
10時になり、ショー開始。
目の前に明石が!蒼太が!真墨が!さくら姐さんが!菜月が!セロリ男が!
そしてガジャも本人でした。
ボウケンジャー達が出るとは知っていたけれど、ガジャ役の岡本さんが出るとは知らなかったのでものすごくびっくり。
風のシズカは、…あれ?
それはともかくみんなアクションすごいねえ。
階段つきのステージを所狭しと走って飛んで殺陣をやって転がって。
ステージの最上段から奈落へ、7メートルぐらいの高さはあるんじゃないかって所からダイビング!
スーツアクターさんもそれ以上のアクション。
ダイビングしながら空中2回転+半ひねり、その最中に敵を的確に射撃。
そのアクションももちろん、役者さんの演技で観客は完全に引き込まれていました。
で、ひとつの「お決まり」のシーンで私は感動の涙を禁じえない事態になる訳です。
明石達が敵の攻撃でエネルギーを奪われ、ボウケンジャーに変身できなくなり。
普通ならここで、
ボウケンジャーは体が弱って変身できなくなってしまった!」
「だけど、みんなが大きな声で応援してくれたら、ボウケンジャーにエネルギーをあげられるかもしれない!」
「さあ、みんなで一緒に叫ぼう!『がんばれ、ボウケンジャー!』」
子供達「「がんばれ、ボウケンジャー!」」
って感じで変身するんだろうなー、って思うんです。
ところが今日は。
明石達が倒れ、敵であるガジャが口上を述べているうちから観客席のあちこちで
「がんばれー!」「がんばれボウケンジャー!」、
その声が自然にどんどん大きくなりまるで地鳴りのような声援。
それを聞いた明石が、「聞こえる!子供達の声が聞こえる!俺達は子供達を守るんだ!その気持ちがあれば俺達はボウケンジャーに変身できるんだ!」と。
そのあとやっぱりいつも通りの
「さあ、みんなで一緒に叫ぼう!『がんばれ、ボウケンジャー!』」
子供達「「がんばれ、ボウケンジャー!」」
はあったけれど、この子供達のボウケンジャーに対する熱い想い、そしてそれに対する明石、これを目の当たりにして私は前述のとおり。
そんなこんなで興奮と感動のうちにショーも無事終了。
役者さんたちの挨拶。
いやー、さくら姐さん役の末永遥さんきれい!ホントきれい!
挨拶の時は私が座っている所の正面にさくら姐さんがいたんだけれど、手を振りながらこちらを見てくれた時に思わずときめいてしまったわ。
菜月役の中村知世さんはかわいい!ホントかわいい!
蒼太役の三上真史さんも真墨役の齋藤ヤスカさんも明石役の高橋光臣さんもかっこいい!
セロリ男・高丘役の出合正幸さん、この作品って明石が主役だとばっかり思っていたんだけれど、どこからどう見てもセロリ男、あなたが主役でした。
出演者さんの挨拶後に獣拳戦隊ゲキレンジャーが登場。
子供達大歓声。
開始からもう3週、子供達にはもうゲキレンジャーがすっかり新たなヒーローになっているんだな、と安心しました。
そして司会の『ヒロちゃん』。
始まったときは一瞬「あれ?水島裕?」なんて思ってしまいました。
スカイシアターのショーではおなじみのかただそうで。
あなたのおかげでより盛り上がって楽しく観覧できました。
スーツアクターさん、裏方さん、スカイシアターの係員さん、みなさんどうもありがとうございました。


というわけで東京ドームシティを後にしたのであった。
次回、「池袋・乙女ロードをご案内」に続く。