第二十話 愛・香林祭

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花咲くいろは
愛・地球博。なこちが苦しい時に見るはオムライスの夢。みんちは朝もはよから市場で買い出し。オムライス上手は愛され上手。喜翆荘のヘルプさんはいい感じ。だけど緒花ちゃんとなこち目当ての我々からしたら少し残念。みんちは手伝いなんていりません。ゆきちゃん達のために。緒花ちゃんもみんちも泣くわ、玉ネギを前にして。みんちの手伝いをするのは緒花ちゃんじゃなくてもっとふさわしい人がいるじゃない。そろそろお昼、リクエストはみんちが作るオムライス。なこちは子供の頃、月に一回デパートの6階のグリル栄でオムライス。ミラノ風カツレツもいいけれど、私はいつもハンバーグ。「この味がいいね」と君が言ったから文化祭前日はオムライス記念日。みんちのオムライスはなこちが作ります。オムライスが作れないならチキンピラフの玉子包みにすればいいじゃない。緒花ちゃんが手伝うのはオムライスの試食。子供の頃の夢は色褪せないオムライスで。道の見つけかたは人それぞれ、それがあの子たちの特権。文化祭でオムライスをメニューに入れる理由なんてひとつしか無いじゃない。なあみんち、徹さんもご要望だぜ。文字はやっぱりLOVE▽、青春やねえ。隣の男のオムライスもそうだから。文化祭といえばキャンプファイヤー。テーマは友達、青春やねえ。