第二話 「胎児の書」

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ダンタリアンの書架
主が死んで価値が分からないエステラ・リルバーン書庫。何だかんだ言ってダリアンも見てみたい。ヒューイは幼児体型の髪型が好きなのです。マーティン・ギースがエステラの後見人。エステラがひとりで籠っているのは呪いです。幻書の呪い。ダリアンはひとりになるのが怖いんじゃないもん、呪いなんて存在しないもん、だけどヒューイの部屋で一緒にいたいもん。マーティンが殺されて残念です。マーティン・ギースを殺したのはゴーレム、主人は誰?ヒューイがエステラの元にいるのは仕事だからです。一緒にいられないなら殺します。呪われた本はない、呪われた一族の娘がいるだけ。殺したいから殺したに過ぎない。右手に鉾、左手に雷、唇に火の酒、背中に人生を。時計台の下でみんなと一緒にさよならエステラ。髪型をヒューイ好みに変えたダリアン、深い意味はないわ。