第八話 不死の想い

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続 夏目友人帳
宿題合宿のためにお菓子をいっぱい買っちゃった塔子さんかわいい。
全部鞄に入れようとする夏目かわいい。
ひとつだけ入りきらなかったポテチに、「世話が焼ける」なんて言いながら食らいつくニャンコ先生かわいい。
これだけで泣きそうになってしまったよ。
今日は民宿で宿題合宿。
湖には泳ぐ人魚、民宿の池にも人魚。
民宿の女将さん千津さんかわいい。
ポテチを開けてせっかく詰めた鞄の中にニャンコ先生
引っ張られたりポッキー食べたりお風呂に入ったり魚を食べたり夏目に抱かれて散歩したり、ニャンコ先生楽しそうだな。
夏目達も宿題やりつつ楽しそうだな。
人魚は何もしなければ名前を返してもらえるのに、首を絞めるもんだから少々の戯れの時間を。
千津さんとお話しする時間もできたし。
千津さんが人魚の血を飲ませてしまった相手。
翌日、人魚といざいざ遊ぼうぜ。
いきなり出てきたら殴っちゃった、ごめんごめん。
名前を返すのはちょっと待って。
駅で圭一さんを待つ千津さんの肩を叩く夏目、いきなり出て行ったら殴られますよ。
千津さんの面倒を見てくれた圭一さん、体が弱かった圭一さんに人魚の血を飲ませた千津さん。
圭一さんは愛する人を見送ってきたニャンコ先生かもしれない。
ニャンコ先生が見送ってきたのは例えばレイコさん、あるいは?
つまりそれって、ニャンコ先生が例えばさんを愛してるって夏目が自覚しているという事でしょ。
分かります。
饅頭につられるニャンコ先生、本当は夏目の手助けをしたいけれど、そう言うのもなんかアレだし、なにか釣り餌を示されたからしょうがなく協力する、という体にして夏目について行く。
なにこのツンデレ、もうニャンコ先生がかわいくてしかたない。
夏目が呼んでも出てこないけれど、背を向けると水をかけてくる。
友人帳を狙ったのも、レイコさんと勝負したのも、千津さんに血をあげたのも、暇潰しじゃないんでしょ、優しい人魚・笹舟さん。
人魚の血でなくぶどうの汁を千津さんにあげた、優しい人魚さん。
お元気で。
圭一さんのお孫さんと、千津さんの話を伺いましょう。
夏目よ、いつも助けてくれると思うなよ。
ニャンコ先生よ、いつも助けようとしてくれるんでしょ。
いやはや参ったね、私の涙をいくら奪えば気が済むのかねこのアニメは。