アジアシリーズ2008 埼玉西武対統一セブンイレブン 東京ドーム

k_s_n_k2008-11-15

今年のプロ野球観戦34試合目は11月14日(金)のアジアシリーズ、日本代表たる埼玉西武ライオンズ対台湾代表たる統一セブンイレブンライオンズ(東京ドーム)。
アジアシリーズは3年連続の観戦。
一昨年、去年は決勝を観戦したけれど、今年は11月16日(日)が時刻表検定とぶつかっているので今日観戦。
今日11月14日は埼玉県民の日でお休み、だけど私は所用で休日返上。
それでも18時の試合開始前には球場に到着。
当日券で、一昨年去年と同じく3階自由席2000円で観戦しようとしたのだけれど、直前で気が変わってロイヤルシート7000円と奮発してしまいました。
とれた座席は最前列、渡辺監督の真上。
確かに7000円の価値はありそう。


試合のほうは、埼玉西武の先発・岸が3回無安打1四球の上々の立ち上がり。
打線も片岡の盗塁や石井義人二塁打など毎回得点圏に走者を進めるけれど、いつもながらの無得点。
4回表に統一の4番ブリトー(布雷)が犠牲フライで同点。
その裏、埼玉西武は下位打線の3二塁打を含む4安打で逆転。
その後は両軍ノーヒット、最終回は私が愛する星野智樹も登板しパーフェクト、最後は小野寺が締めて2-1で埼玉西武が勝利。


今日は両軍締まった試合になりました。
特に目立ったのが統一のレフト・郭岱チィの守備。
初回には栗山のレフトファールフライをダイビングでキャッチ。
4回は同点直後の一死一塁から銀次郎の左中間二塁打で三塁を回った大島を、7-6-2の連係プレーでタッチアウト、
5回には再び栗山のレフトフライ、通常の守備位置なら抜けて二塁打になりそうな当たりだったけれど、初回の当たりを見てか左寄りにポジションをとっていたので追いついて捕球。
目を見張るものがありました。


いっぽう埼玉西武は片岡の足。
初回に四球で出ると、統一の先発・潘威倫が執拗に牽制を送るももろともせず盗塁成功。
3回に死球で出塁し一・二塁の一塁走者になると、一死から平尾のそれほど深くないセンターフライ。
これで二塁走者の赤田がタッチアップで三塁に向かうと、一塁走者の片岡もまったく躊躇せず二塁へ。
際どいタイミングだったけれどセーフ。
どちらも敢え無く得点にはつながらなかったけれど、前へ前への姿勢は今日も発揮されていました。


両軍の投手・岸孝之と潘威倫はどちらもストライク先行で球審の独特の引きストライクが何度も見られました。
統一のリリーフ・曾翊誠はちょっと下気味の右横手から変則投球で2三振、私の好きなタイプのピッチャーでした。


今日の審判団は球審:M.CHEN(中国)、一塁:SW.CHOI(韓国)、二塁:W.LI(中国)、三塁:KH.KANG(韓国)。
球審のCHENさんは、ちょっと背は低め。
ふつうのストライクは谷さんみたい。
三振は、普段のスクエアスタンスから足を縦にして左手を引き右手を前に引き出す、日本では他に見られないジェスチャー
タイムを取るタイミングが遅れたり、一塁塁審のタイムに気付かなかったり、両軍監督の選手交代の声が聞こえなかったりしたようですが、中国は野球自体これから発展していく国だと思うので、いろんな事を吸収して頑張ってもらいたいです。
一塁塁審のCHOIさんはアウトのジェスチャーが小さくて小寺さんみたい。
際どいタイミングになると、一瞬のアウトコールで余韻を残さないズバッとしたタイプでした。
二塁塁審のLIさんの見せ場は3回裏無死一・二塁から栗山がバントの構えで見送り。
リードが大きい二塁走者・赤田に捕手が二塁へ牽制。
二塁塁審のLIさんは小刻みに二度斜め上・若干前方向に両手を伸ばす、アジアの審判でよく見られるジェスチャーでした。
三塁塁審のKANGさんは4回表の高國慶の三塁線の当たり、反り身で避けてフェアのジェスチャー
こういう機会でないと他の国の審判さんが観られないからいいチャンスでした。


明日明後日は野球を観る予定はないので、今年はこれで野球完了。
埼玉西武ライオンズの観戦試合は今年5勝8敗1分となりました。
1年間ありがとうございました。