第16話 最終話 ほらね、春が来た

動機:A 基準:A 評価:A
膝歩きで出てくる茜お母さんかわいい。
春休みはお寝坊さんのゆりえ。
私も休みの日の朝は遅いです。
来福神社の掃除でお泊まり。
ゆりえがいないから茜お母さん賢吉お父さんとふたりきりだと大はしゃぎ、いや章吉いますから。
まあいいでしょう、章吉いてもいなくても。
納戸の物品をを虫干し、神様もうれしそう。
神様が物を持てるわけでなし、若人にまかせていいじゃない。
お父さんの趣味の楽器やサーフボードも一緒に納戸に、写真は見なかったことにしておこう。
光恵はいいお母さんになる、いいお嫁さんかどうかはともかく。
フラフープで遊ぶ神様、お父さん自分の歳の事を考えなさい。
湿布代わりにお豆腐ちゃん。
力仕事をできなくなったお父さんの代わりに章吉召喚、みこに対するポイントアップ。
章吉だけでなく健児まで召喚、祀グッジョブ。
ゆりえを健児とふたりきりにしようとする祀もいいけど、祀に乗って「がんばれ」の光恵かわいい。
章吉はみことふたりでお話、八島様の話をしちゃう章吉、みこは章吉の子と思ってないんだよなあ。
「また家出したりしないよな」に「その時はよろしくね」とかなんとか言われたら章吉はうれしいんだろうけれど、でもみこにはその気ないんだよなあ。
春休みに連絡をくれない健児、その事を言い出すだけで照れるゆりえ、付き合ってるって単語を出すのも口ごもるゆりえかわいい。
犬の直撃を受ける光恵の描写がものすごい、ゆりえは健児ががっちりディフェンス。
筆を持つ犬を追って自転車ラブラブふたり乗り、アニメで自転車ふたり乗りは『姫ちゃんのリボン』のオープニングで嫌な思い出が。
ようやく犬に追い付いて、力尽きたゆりえは健児の膝でひとやすみ。
目覚めたゆりえが健児の顔をぺたぺた。
健児は用がないから電話できない、したくても。
したくても。
用あるじゃない、声を聞きたいって。
賢吉お父さんは生きたお魚を差し入れ、ぎっくり腰のお父さんは祀がお手伝い。
章吉とその片想いの相手、ゆりえとその両想いの相手、賢吉お父さんは目の当たりにして複雑だ。
とりあえず健児は賢吉お父さんに捕まって強制連行、家には賢吉お父さんとふたりきりだと思ってウキウキな茜お母さんが待っているのに。
八島様は夕方ようやくおかえりなさい、ゆりえ様は新神賞受賞おめでとうございます。
タマはあのタイラーとキャットファイトリターンマッチ。
八島様も観戦、せっかく3人娘が泊まるんだから夜寝室に忍び…いやなんでもありません。
せっかくお布団並べて眠るんだからもっとくっつければいいのに。
気になる話題はやはり健児とゆりえの恋の話、電話かよもっといろいろあるだろう。
しかし3人娘で彼氏がいるのはゆりえだけ、そのひと言で暴動開始、当然だ。
いろんな事があったなあ、じゃない、まだまだこれから楽しい事がいっぱい起きるんだから。
その楽しい事を観せてくれないかなあ、どうだいベサメムーチョさん第2期をやるつもりないかい?
このアニメ観て本当に良かった。
それもこれもこのアニメのオープニング『晴れのちハレ』を教えてくれた某友人のおかげ。
このアニメ、光希桃さんの2005年秋の感想率調査で、超ぽじてぃぶ!ファイターズに次いで第2位だったので初めて知ったかな。
ただその時は神様と中学生とか一言感想とか見て、ちょっと私の好みとは違うかなと思ってしまったのだけれど。
だから言われないと思いださないぐらいの印象しかなくて、友人がカラオケで『晴れのちハレ』を歌った時も当然知らなくて、でも聴いてすごくいい曲だと思って、「これなんの曲?」「かみちゅ!のオープニング」「かみちゅ?…ああ、聞いた事あるな」ぐらいだったのだけれど。
それでオープニングアニメーションを見て、あらこれはかわいらしいと思って、今さらDVDレンタルで借り始めたら私のハートをがっちりキャッチしたったというところです。
何が素晴らしいってすべてが素晴らしくて、美術背景の美しさから悪い人がひとりもいない点から事件という事件も起きない点から終始のんびりした雰囲気から音楽から何から完璧。
さらにゆりえ役の、Bon-Bon BlancoMAKOの初々しい演技が素晴らしい。
演技力でいえば当然つたないんだけれど、私はそのつたない演技が大好きなもので。
思えばこないだまでの名塚佳織でかなり育まれた部分があって。
つい2年ぐらい前、.hack//SIGNあたりまでは名塚佳織らしい名塚佳織だったのに、最近はめっきり上手くなっちゃって。
それはそれとして、MAKOは全編通じてMAKOだったからよかったんだよ。
だってゆりえは全編通じてゆりえなんだもん。
ゆりえが100パーセントMAKOでいてくれた、MAKOが100パーセントゆりえでいてくれたからこそのかみちゅ!なんですよね。
これを観て舛成孝二倉田英之の『R.O.D -READ OR DIE-』を試しに観てみようかと。
R.O.D -READ OR DIE-』って人死なない?
人が死ぬのは『Z.O.E』か、ん?よく分かんないや。
R.O.D -READ OR DIE-』の下情報をちょっと調べます。
ちなみに私は夏休みに尾道に行く予定にしました。
もちろんこのアニメの舞台をこの目で確かめに行くためです。
私がこれまで物語の舞台に行ったのは、山田南平の『真吾と久美子シリーズ』の舞台・神奈川県葉山と、『おねがい☆ティーチャー』『おねがい☆ツインズ』の舞台・長野県大町市木崎湖だけ。
それだけこの作品が好きだって事ですよ。
もちろんもろ手をあげて殿堂入り、これまでありがとうございました。