13話 最終話 君の涙を

動機:A 基準:A 評価:A
乃絵は骨折で済んだか、ケガさえしないと思っていたのに、これは意外。
4番は眞一郎を許せない、兄としては当然。
4番が好きなのは比呂美じゃない、兄としては当然。
眞一郎のコーヒーを飲む比呂美、いいよって何がだよ。
胸からパンアップするのはやめなさい。
家に来いだの帰れだの、不安定な女の子なんだから。
バスケットボールをする比呂美はかっこいいな、制服だとなおさら。
心が震えた時、仲上父も私も泣くわ。
比呂美は正面から向き合ってほしい、自分とも、乃絵とも。
乃絵の名前を出す時の比呂美はいつも険しい表情になる。
こんな顔されたらたまらないよ。
「比呂美はかっこ悪くなんてない、かっこいいよ」に「スポーツマンですから」の答えがまたかっこいい。
シチュー食ってく、にもう答えが出ているんだな。
乃絵は絵本を拒否、その絵本は地べたが飛ばない事を選んだ海で紙飛行機、紙飛行機を拾う乃絵。
待つ比呂美。
仲上母には仲上父がいるじゃない。
乃絵は眞一郎の前で泣かない、眞一郎は乃絵の前では心が震える。
眞一郎は乃絵から飛んだ、乃絵はまだ飛ばないけれど飛べるはず、飛べるはずだと信じてる。
比呂美は眞一郎と付き合うの嫌って言っているじゃないか、まあ涙の前には無力だけれど。
仲上酒造は丁稚に、眞一郎は絵本、比呂美のバスケットボール。
愛ちゃんは今日もかわいいなあ。
上目遣いもかわいいなあ。
すべてはこれから。
乃絵もこれから。
エンディングのオープニングテーマソング、今作は効いていました。
秋から春の富山を舞台に、美しい画面と落ち着いた音響、内面を語るは眞一郎のみとした事から、繊細な描写で各キャラクターの心の機微を的確に映し出しつつその全ては見せない、見えないという、絶妙の匙加減で毎回非常に楽しく視聴できました。
富山県の皆さんにはぜひ4月からの放送を楽しんで頂きたく思います。
迷いなく殿堂入り、3ヶ月間ありがとうございました。