おでかけライブin宇都宮109
最近、休日にちょっとお出かけするのが日課のようになっていて。
でも、ちょっとと言っても他の人にとっては「ちょっと」ではないようで。
普段は特に行き先を決めないで「ちょっと電車に乗りたいから、適当に乗ってみよう」って感じで、乗っている途中で「そういえば、何処の何とかが評判だったな」ってそこで降りたり。
原付に乗っても、「何となく右に曲がりたくなったから」といって行った事もないような所にふらっと言ってみたり。
でも、今回はちゃんと目的があって出かけました。
と言っても、実際は「出かけるために目的を作った」ようなものだけど。
「こんどはどこに行こうかなー」と思って。
「そういえば、同人誌即売会はどこかでやっていないかな。仙台にいた頃はたまに仙台コミケに行っていたし。関東圏なら出かけやすいし」と思いついて色々調べました。
オンリーイベントはよくわからないからオールジャンル、と探すと大宮とか宇都宮とか前橋とか高崎とか水戸とか幕張とかいろいろ予定されているのね。
でも、あんまり規模が小さいとちょっと寂しいし、かといって大きすぎると大変だし。
そういえば仙台コミケは1500スペース規模だったから、それぐらいのがないかな、と見てみたら宇都宮が1000スペースだからちょうどよかったの。
しかも当週末。
これは行くしかないな、と思って決めました。
で、次に決めるべきは交通手段。
と言っても、鉄道か原付しかないのだけれど。
だから、原付である程度の所まで行って、そこから鉄道に乗り換えて宇都宮、帰りはその駅まで鉄道で行って原付で帰ってくる事にしました。
「そろそろ運転に疲れたから」とか、「これ以上原付に乗り続けると間に合わなくなるから」という理由で乗り換えればいいかな、と。
そんな感じでとりあえず原付で出発。
第一関門は大宮。
でも、このあたりならまだまだゴーゴー。
ちなみに、他の人の言うところによると、うちからは大宮でさえも遠すぎて原付では行きたくない距離らしいけど。
次の関門は栗橋。
ここでJR東北本線と東武日光線が交差するところ。
「行きはJR、帰りは東武」という素敵な行程も取れたのですが、まあもうちょっといいだろうということで通過。
栗橋を越えるとすぐ茨城県古河市に。
「県境を越えたし、もういいかな」という考えも頭をよぎりましたが、せっかくだからもうちょっと。
この辺で、原付での目的地を栃木県小山に設定。
小山からなら東北本線でも宇都宮まですぐだし、何なら久しぶりに東北新幹線を使ってもいいかなと。
しかも隣駅の特定特急料金でお安くなってるし。
なんて考えながら栃木県入り。
しばらく走ると小山市。
いよいよ原付を降りるか、と思いましたが、小山駅のすぐ近くで見た標識の『宇都宮まで22km』の文字。
「なーんだ、あと22kmしかないのか。だったら原付で行けるな」という事で、結局最終目的地の宇都宮までオール原付が決定。
ちなみに、普通の人なら22kmも原付で走るには充分遠いそうですが、そうなんですか？
そして無事に宇都宮に到着。
ちなみに小山駅から宇都宮駅周辺まではおよそ30kmでした。
あの22kmの表示は宇都宮市の入口までだったのね。
出発地点から宇都宮までで走行距離は105km。
休憩時間も含めて4時間の行き行程。
そんなこんなでマロニエプラザ（宇都宮産業展示館）、同人誌即売会、「おでかけライブin宇都宮109」。
私が同人誌即売会に来るのは2005年5月の「仙台コミケ136」以来、ちょうど1年ぶり。
規模的には望んでいた通り。
大きすぎず、小さすぎずの私にとってはちょうどいい規模でした。
サークルスペースをぐるぐる。
コスプレスペースをぐるぐる。
前回行ったときよりも「私が知っているジャンル」のものの数は多かったかな。
実はあんまりよく知らないので。
という事で、私が買った同人誌は、
_ローゼンメイデン本
_ホイッスル本×3
ということで、ローゼンメイデンはともかくホイッスルってタイトルさえほとんど初聞きで、何を題材にした漫画なのかさえ知らないんですけど。
表紙を見て、中身をパラパラとめくって。
何となくよさそうだったので買ってしまいました。
昔から買いかたが何も変わっていない。
以前行った仙台コミケで、公共機関で群馬へ行った体験記みたいな同人誌をみつけました。
興味をそそられたので買ったけど、家に帰ってよくよく読んだら頭文字Dの舞台探訪の同人誌でした。
そういえばその時は買うときに売り子さんに「頭文字D、お好きなんですか？」なんて聞かれてたっけ。
「いや、よく知りませんが」と答えたら相手がものすごく戸惑っていました。
だから、今回は聞かれなかったけど、もし「ホイッスルお好きなんですか？」と聞かれたら「いや、全く知りませんが」とは答えずに「ええ、まあ」なんて言葉を濁していたことでしょう。
コスプレ関係では、ローゼンメイデンが2グループいて、どちらも素敵なものをお召しでした。
やっぱりローゼンメイデン好きなのよ私。
あとはプリンセス・プリンセスのゴスロリドレス姿の女性3人組。
あれは男装というべきなのでしょうか、それとも女装というべきなのでしょうか。
それから、ぴたテンの紫亜さんを見つけた時は思わず声を掛けてしまいそうになってしまいました。
というか声を掛けてもよかったんだけど。
ぴたテンの放送って2002年でしたっけ？
非常に素敵なお召し物でした。
そんなこんなで久しぶりの同人誌即売会を堪能し、15:00ちょっと前に会場を後にしました。
その後はせっかく宇都宮に来たのだから、ということで餃子を。
画像は、「宇都宮餃子館」のマスコットキャラクター「スタミナ健太」です。
そして15:30ころ帰路に。
帰路って言ったってあと100km以上あるんですけど。
しかも帰路は途中、全く知らない土地で道に迷ってしまって約1時間さまよい続けてしまいました。
結局、帰路は走行距離125km。
25kmもうろうろしていたんですね。
かかった時間は5時間半。
休憩も余計取らないと体も原付ももたなそうだったので、時間がずっと長くなりました。
帰路の道中、入った雰囲気のよいレストランでフルーツパフェを注文。
パフェを食べるなんて多分15年ぶりぐらいじゃなかったかしら。
食べる時には無意識にニコニコしてしまいました。
そんなこんなで非常に楽しい日曜日でした。
原付での総走行距離は230km。
実際に原付を走らせている時間だけでも8時間。
他の人に「宇都宮まで原付で行った」と言ったら、驚かれそして呆れられました。
でも、そのうちまた原付の旅に出ちゃうんだろうな。
水曜どうでしょうを参考にしちゃまずいのか。
1日で230kmくらい…。
水曜どうでしょうでさえもそんなに走ったら充分長いのかしら。
